小豆島から紀伊半島南部でキスを狙う
シルバーウィークは南西に足を延ばしました。
いろいろ面白いことはありましたが、また今度訪れる時のために釣り記録だけを綴ります。狙いは無論シロギス。
季節もイイので型・量ともに望みましたが、あんまりパッとしませんでした。
小豆島町蒲野の、小さな漁港に隣接する浜辺
足場は良くないのですが突堤から沖に向かって投げました。浜からだと離岸堤があり遠投には向いていませんでした。
ここでは18cm前後のキスがコンスタントに釣れてくれました。
この蒲野地域は他の方の投げ釣りブログなどでもよく目にする地域で、結果的には私の釣行でも小豆島で一番キスのアタリが多い場所となりました。
というか、小豆島全体がいわゆる遠浅という程の砂浜はなく、キスだけを狙うのは最適ではないかも。 深度はないのでしょうが、波口からすぐそれなりの深さになる場所が多かったです。また、外道パラダイスです。特に巨大なベラとチャリコの元気が良すぎて参りました。
小豆島町神浦の湾
蒲野の半島から数分、半島を横断して開けた所にある湾です。ここは前回訪問した3年前の3月にも竿を出しました。
湾内ということもあり多少泥っぽくニラのような海藻が点々と根付いていて、ハゼ系の謎魚が良くかかります。
キスも釣れましたが、後で開いたところ臭みはありました。
香川県小豆郡土庄町の「木香の浜」
ここも2度目の竿出し。
南国風の景色はすごくいいのですが、外道が多い!チャリコチャリコチャリコチャリコチャリコ・・・・、移動です。
再訪を楽しみにしていた土庄町伊喜末の浜
前回冬に来て、景色と浜辺の美しさに「夏に来たいっ!」と誓った場所でした。
以前の時よりも近代的なしっかりとした堤防になっており、ちょっと興を削がれましたが相変わらず素晴らしい景観です。
ただ、海藻が多かった・・・まぁこれも季節的なものであればしょうがないですね。
ちょっと投げ続けられないぐらいに引っかかるのですぐに退散しましたが、当初の目的は達成できて微満足ですw
市街地近くの土庄鹿島海水浴場
ここはアタリすらありませんでした。
車中泊した道の駅に隣接するオリーブビーチ
一投目を遠投したところで出会った地元のおじちゃんに「50mも行かない場所に石を落としてあるから近くに投げた方が良いよ!」とアドバイスを受けました。
今回最初で最後の力糸から先をロスト・・・もう少し早くおじちゃんに出会っていれば・・・
ちょい投げならボチボチ釣れる場所とのことです。
小豆島の総括ですが、遠投キスをメインとする投げ師にはそんなにお勧めしないかなぁ、という印象。
ロケーションとか豊富な魚種は面白いのですが、そのスタイルなら慣れたホームグランドでやってる方が釣果は良い気がします。
旅行がてら、たまにはチャレンジ、という感じならとても楽しいのではないのでしょうか。
イカ釣りや磯釣り、ファミリーのサビキの方が楽しめそうでした。
その後、量も型も中途半端なので帰路を迂回し、紀伊半島南部を回りました。
和歌山県西牟婁郡白浜町の白良浜
時折訪れる場所ですが、言うまでもなく素晴らしい白砂。大観光地です。
ここで釣れるキスはかなりキレイ。
ただ、終始気になっていたのは「この浜で釣りしてて良いのかな?」という疑問。ゴミ捨てや火気の注意はありますが釣りダメは特に見当たらなかったので投げましたケド。
夏場はそもそも海水浴場が混むので無理でしょうけどね。知っている方いたらコメントお願いします。
三重県北牟婁郡紀北町紀伊長島区古里の古里海水浴場
キャンプを楽しむ人たちもポツポツいましたが、すいていてとても気持ちの良い浜でした。根がかりも一切なし、ただやたらとカワハギが釣れます。キスは釣れませんでした。
そんなか、初めて姿を見たのがこいつです・・・
なんじゃこりゃ!みためはウマヅラハギ、でも銀の体、しかもヒイラギも真っ青の粘液!!!さらにはヒレがツノになっていて、置いたら自立するwww面白いなコイツ。
2匹釣れたのでキープして後日調べたところ、コイツの名前は「ギマ」。なんと、ハギに似ている見た目だが無毒のフグらしい。流通はしていない安価な魚で、味は賛否両論。食ってみたい欲求と、無毒とはいえフグを食う勇気の狭間で葛藤し、泣く泣く処分しました・・・
所変われば魚も変わる、やっぱり旅釣りは面白い。