2013/09/16

台風18号強すぎ、福井波松海岸

まずは、台風18号の被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。

で、その激強の台風でさえ、俺の釣行計画を止める事はできませんでした。
大ギスで定評がある福井県嶺北の波松海岸にどうしても行きたかったのです。3連休ぐらいないと満足な釣り時間が確保できない距離の場所なので。
初日の夕方、付近についたのですが既に暗くなりかけていたので、海岸一帯のポイント探しに徹しました。

念願の波松海岸で良型キスたくさん

そんなに広い浜ではなく、一定間隔で突堤(といっても沈めたテトラ)がありました。この日は一貫して無風でしたが、雨は小雨と豪雨の繰り返し。
その中でも釣り人はそれなりにいました。投げとエギングの人が多かったかな。
どんなに雨が降っていても、皆帰りません。
俺も多少意地になって、「こうなりゃとことんつきあってやるぜ！！！」と、土砂降りの中を傘もささずに投げていました。
結果、ここはやはり凄かった。
正味2時間半ぐらいで15匹程度ですが、3色と5-6色に溜まっていたキスがコンスタントに掛かってきました。何より嬉しいのは、20cmクラスが4匹、内25cmが２匹と素晴らしい良型。この時期はキスも太っていて重量もあり、久しぶりにサンマのようなキスをゲットしました。

翌日はいよいよ台風が牙を剥きだし、竿出しは到底不可能。少しずつ車で帰路に向かいつつ、時折海の様子を見る、を繰り返しました。
でも、無理ですw！波がヤバい。
これは帰路の新潟県親不知周辺の写真ですが、地獄の荒れ模様。
結局、車でダラダラしつつも夕方前に帰りました。

途中、洗車場で潮を落としていると、不思議な出会いがありました。
元気な初老の夫婦が「兄ちゃん、すいか食ってけ！」と呼び止めます。
事情を聞くと、彼らはチヌ(黒鯛)のスイカ釣りをやった帰りで、餌にしていたスイカが大量に余ったから処分しているようでした。おばちゃんが闇夜で包丁握りしめてスイカ切ってました。なにも夜の洗車場で食わなくてもイイだろうに・・・と思いながら、半ば強引にスイカをいただくことになりました。

まぁ、ありがとうです。

トータル釣り時間、３日で4時間ぐらいと短かかったのですが、釣果には満足しました。キスばかりではなく、イイダコと豆アジも釣れました。
でも、秋の優しい気候で長時間釣りをしたいという欲求は募りました。
よって、今週も行きます！